総余剰

そうよじょう

ミクロ経済学

総余剰とは、消費者余剰と生産者余剰を合計したもので、市場での取引が社会全体にもたらす利益の大きさを表します。社会的余剰とも呼ばれます。

完全競争市場の均衡では総余剰が最大になり、資源配分が効率的になります。税金や価格規制、独占などがあると取引の一部が失われ、総余剰の減少分は死荷重と呼ばれます。市場や政策の望ましさを評価する基準として使われます。

たとえば、ある市場に課税すると、政府の税収を考えに入れても、取引の縮小によって社会全体の余剰は課税前より小さくなります。