内集団ひいき

ないしゅうだんひいき

社会心理学

内集団ひいきとは、自分が属する集団の成員を、外集団の成員よりも好意的に評価し、有利に扱う傾向のことです。集団間バイアスの最も基本的な形とされます。

タジフェルの最小条件集団実験では、ほとんど意味のない基準で分けられただけの集団でも、内集団の成員へ多くの報酬が配分されました。社会的アイデンティティ理論は、自尊心の維持と結びつけてこの傾向を説明します。

たとえば、同郷というだけで初対面の相手に親近感を抱き、つい肩を持ってしまう、といった経験は身近な例です。