要求特性

ようきゅうとくせい

社会心理学

要求特性とは、実験の目的や仮説を推測させる手がかりに反応して、参加者が「期待されている」と感じる振る舞いをしてしまうことです。オーンが指摘した実験法上の問題です。

参加者は実験に協力しようとするあまり、普段どおりではなく仮説に沿った行動を取りやすくなります。結果の妥当性を脅かすため、目的を伏せるカバーストーリーや二重盲検法などの対策が取られます。

たとえば、新しい教材の効果を試す実験だと気づいた参加者が、いつも以上に熱心に取り組んでしまう、といった例が挙げられます。