傍観者効果

ぼうかんしゃこうか

社会心理学

傍観者効果とは、周囲に人が多いほど、困っている人への援助行動が起こりにくくなる現象です。責任の分散と状況判断のあいまさが一因とされます。

「誰かがやるだろう」という心理が働きやすく、目撃者が増えるほど個人の責任感は薄まります。具体的に誰かを指名して助けを求めると、援助が増えることも知られています。緊急時の対応訓練でも、この効果は繰り返し話題になります。

たとえば、駅のホームで倒れた人の周りに人だかりができても、119番をかける人がなかなか現れない場面が典型です。