自伝的記憶

じでんてききおく

認知心理学

自伝的記憶とは、自分の人生に関わる出来事や事実についての記憶のことです。エピソード記憶と意味記憶が組み合わさった、自己と深く結びつく記憶とされます。

単なる過去の記録ではなく、アイデンティティや人生の物語を支える働きを持ちます。思い出すたびに再構成されるため変容しやすく、レミニセンスバンプや幼児期健忘といった特徴的な現象も知られています。

たとえば、入学式や初めての一人暮らしの光景を物語のように語れるのは、自伝的記憶の働きによるものです。