システム正当化理論
システムせいとうかりろん
システム正当化理論とは、人は自分が属する社会の仕組みや現状を、公正で正当なものとみなしたい動機を持つとする理論です。ジョストらが提唱しました。
この動機は不利な立場に置かれた人々にも働き、格差や不平等を「仕方がない」「それなりの理由がある」と受け入れさせることがあると論じられます。公正世界仮説や現状維持バイアスと関わりの深い考え方です。
たとえば、待遇に不満を持ちながらも「今の制度にも合理性があるはずだ」と考えて変化を望まなくなる、といった傾向が説明されます。