上位目標

じょういもくひょう

社会心理学

上位目標とは、対立する複数の集団が、どちらか一方だけでは達成できず、協力してはじめて達成できる共通の目標のことです。集団間葛藤を低減する方法として知られます。

シェリフの泥棒洞窟実験では、対立していた少年集団に給水設備の故障といった共同の課題を与えることで、敵意が協力へと転じました。接触仮説とともに、偏見や対立の解消策の柱とされています。

たとえば、仲の悪い部署どうしが会社の存続をかけた大型プロジェクトで協力するうちに、わだかまりが薄れていく、といった例が挙げられます。