分散効果

ぶんさんこうか

認知心理学

分散効果とは、学習を一度にまとめて行うより、時間をあけて複数回に分けたほうが記憶に残りやすい現象のことです。エビングハウス以来、繰り返し確認されてきた頑健な知見です。

間隔をあけることで思い出す努力が生じ、記憶の定着が強まると考えられています。テスト効果と並んで効果の確かな学習法とされ、間隔反復と呼ばれる復習スケジュールとして単語学習アプリなどに応用されています。

たとえば、試験前夜の一夜漬けより、同じ時間を数日に分けて復習したほうが長く覚えていられるのは分散効果の現れです。