スリーパー効果

スリーパーこうか

社会心理学

スリーパー効果とは、信頼性の低い送り手からのメッセージの説得力が、時間の経過とともにかえって高まる現象のことです。ホヴランドらの説得研究で報告されました。

時間がたつと、メッセージの内容は覚えていても「誰が言ったか」という送り手の記憶が薄れるため、当初の割引が働かなくなると説明されます。情報源の信頼性と説得効果の関係を考えるうえで重要な現象です。

たとえば、うさんくさい広告だと思って聞き流した宣伝文句を、数週間後にはもっともらしい情報として思い出してしまう、といった例が挙げられます。