信号検出理論

しんごうけんしゅつりろん

認知心理学

信号検出理論とは、雑音の中から信号を検出する判断の成績を、感度と判断基準という2つの要素に分けて捉える理論です。知覚研究から発展し、幅広い分野で使われています。

同じ感度でも、慎重に答えるか大胆に答えるかという基準の置き方によって、見逃しと誤警報の割合が変わることを定式化しました。医療画像の診断やレーダー監視、記憶の再認研究など、曖昧な状況での判断の分析に応用されています。

たとえば、検診で見逃しを減らそうと基準を緩めると、誤って陽性と判定される人が増えるという関係は、信号検出理論で整理できます。