合理的期待

ごうりてききたい

マクロ経済学

合理的期待とは、人々が利用できるすべての情報を使い、体系的な間違いをせずに将来を予想するという仮定です。1970年代以降のマクロ経済学の基礎となった考え方です。

この仮定のもとでは、予想された政策は人々に織り込まれ、効果が失われるという帰結が導かれます。ルーカスらが理論化し、金融政策の信頼性や時間非整合性の分析につながりました。過去の実績に頼る適応的期待と対比されます。

たとえば、金融緩和が事前に予想されていれば、物価だけが上がって生産は増えないと合理的期待の理論は予測します。