展望記憶

てんぼうきおく

認知心理学

展望記憶とは、あとで何かをするという将来の予定や意図を、適切なタイミングで思い出して実行するための記憶のことです。過去の出来事を思い出す回想記憶と対比されます。

決まった時刻が手がかりになる場合と、特定の状況や出来事が手がかりになる場合に分けられます。実行すべき瞬間に自力で思い出す必要があるため失敗しやすく、メモやアラーム、実行意図といった支えが有効とされます。

たとえば、帰り道に牛乳を買うつもりだったのに店の前を素通りしてしまうのは、展望記憶の失敗の典型です。