プロスペクト理論
プロスペクトりろん
プロスペクト理論とは、人が利益と損失を絶対額ではなく、基準点からの変化として評価し、損失を同じ大きさの利益より重く感じる、という理論です。カーネマンとトベルスキーが提唱しました。
期待効用理論が仮定する「常に合理的な選択」とは異なる、実際の判断のずれを記述するモデルとして大きな影響を与えました。損失回避や確率の重みづけの偏りは、投資行動や公共政策の設計にもつながります。
たとえば、含み損の株をなかなか売れないのは、確定した損失を避けたい心理の表れとして説明されます。