支払いの痛み

しはらいのいたみ

行動経済学

支払いの痛みとは、お金を支払う瞬間に感じる心理的な苦痛のことです。消費の楽しみを目減りさせる要因として、メンタルアカウンティング研究の中で注目されてきました。

痛みの強さは支払い方法によって変わり、現金のように手放す感覚が鮮明なほど強く、カードや電子マネーのように抽象的なほど弱くなります。痛みが薄れると支出は増えやすくなります。

たとえば、同じ金額でも現金で払うとためらうのに、スマートフォンをかざすだけなら気軽に使ってしまう、という違いが典型です。