メニューコスト

マクロ経済学

メニューコストとは、企業が価格を変更する際にかかる手間や費用のことです。レストランがメニューを刷り直す費用になぞらえた呼び名です。

値札の貼り替えやシステム変更、顧客への告知など、価格改定には目に見えにくいコストが伴います。このコストがあるために企業は頻繁な値上げや値下げを避け、価格の硬直性が生まれると説明されます。ニューケインジアン経済学の中心概念の一つです。

たとえば、数円のコスト上昇では自動販売機の飲料価格が変わらないのは、価格改定の手間が見合わないためです。