左桁効果

ひだりけたこうか

行動経済学

左桁効果とは、価格などの数字を読むとき、いちばん左の桁に引きずられて全体の大きさを判断してしまう傾向のことです。198円や1980円といった端数価格が広く使われる理由とされています。

人は数字を左から処理し、最初の桁で大まかな印象を固めてしまうため、実際にはわずかな差が大きな差に感じられます。アンカリングと同じく、最初の情報が判断を支配する例です。

たとえば、299円と300円は1円しか違わないのに、200円台と300円台という印象の差から、前者はずっと安く感じられます。