ラベリング理論
ラベリングりろん
ラベリング理論とは、逸脱行動は行為そのものの性質ではなく、周囲が「逸脱者」というラベルを貼ることによって作り出されるとする理論です。社会学者ベッカーらが展開しました。
ラベルを貼られた人は周囲からの扱いが変わり、自己イメージもラベルに沿って変化して、さらなる逸脱へ向かいやすくなると考えます。自己成就予言やスティグマの議論と深く結びついています。
たとえば、一度「不良」と呼ばれた生徒が周囲の目を通じてその役割を引き受け、実際に問題行動を重ねていく、といった過程が説明されます。