クズネッツ曲線

クズネッツきょくせん

経済学

クズネッツ曲線とは、経済発展の初期には所得格差が拡大し、発展が進むにつれて縮小に転じるという逆U字型の関係を示した仮説のことです。経済学者クズネッツが提唱しました。

工業化で都市と農村の格差が開いた後、教育の普及や再分配の充実によって格差が縮むと説明されます。近年は先進国で格差が再び拡大しており、仮説の妥当性が問い直されています。

たとえば、高度成長を経て格差が縮小したのちに、近年再び開いていく先進国の姿は、この仮説をめぐる議論の題材になっています。