接種理論

せっしゅりろん

社会心理学

接種理論とは、弱い反論にあらかじめ触れて反駁する経験を積むことで、その後の強い説得への抵抗力が高まるとする理論です。マガイアが提唱し、予防接種になぞらえて名づけられました。

弱い攻撃を退ける練習が、自分の態度を守る論拠と自信を育てると考えます。プロパガンダや悪質な広告への耐性づくりに応用され、近年は誤情報や偽ニュース対策の文脈でも注目されています。

たとえば、誤情報の典型的な手口を事前にクイズ形式で学んだ人は、実際のデマに接しても信じにくくなる、といった応用例があります。