快楽適応

かいらくてきおう

行動経済学

快楽適応とは、良い出来事にも悪い出来事にも人はやがて慣れ、幸福感がもとの水準へ戻っていく現象のことです。ヘドニック・トレッドミルとも呼ばれます。

昇進や宝くじの当せんの喜びも、時間とともに新しい日常となって薄れます。この慣れの見落としが感情予測のずれを生み、所得が増えても幸福感が伸び悩む議論とも関わります。

たとえば、念願の新車を買った高揚感が数か月で薄れ、次の欲しい物を探し始めてしまう、という経験が典型です。