顔面フィードバック仮説

がんめんフィードバックかせつ

心理学

顔面フィードバック仮説とは、表情をつくること自体が感情の経験に影響を与えるとする仮説です。笑顔をつくると楽しさが増す、といった方向の効果を想定します。

ペンを口にくわえて笑顔に近い表情を作る実験が有名ですが、大規模な追試では効果が再現されず、効果の大きさや条件をめぐって検証が続いています。身体の状態が心に影響するという、身体化された認知の考え方とも関わります。

たとえば、気分が沈んだときに口角を上げてみると少し気持ちが上向く、という話はこの仮説に基づくものです。