身体化された認知
しんたいかされたにんち
身体化された認知とは、思考や理解が脳の中だけで完結せず、身体の状態や動き、環境との相互作用に支えられている、と考える立場のことです。身体性認知とも呼ばれます。
抽象的な概念の理解も、身体的な経験に根ざした比喩に支えられていると考えます。姿勢や表情が判断や感情に影響するという研究が知られる一方、一部の実験は再現性が議論されており、検証が続いています。
たとえば、温かい飲み物を持った人は相手の人柄も温かく評価しやすい、という実験がこの立場の例としてよく紹介されます。