自己中心性
じこちゅうしんせい
自己中心性とは、他者の視点と自分の視点を区別することが難しく、世界を自分の見え方から捉えてしまう幼児期の思考の特徴です。ピアジェが前操作期の特徴として挙げました。
わがままという意味ではなく、認知の発達段階としての性質を指します。三つ山課題と呼ばれる実験で、他者の位置からの見え方をうまく答えられない様子が示されました。心の理論の発達とともに、他者視点の理解が進みます。
たとえば、幼児がかくれんぼで自分の目だけを隠して「見えないでしょ」と言うのは、自己中心性を示す例です。