努力の正当化

どりょくのせいとうか

社会心理学

努力の正当化とは、大きな苦労を払って手に入れた対象を、実際以上に価値あるものだと評価する傾向のことです。認知的不協和理論から導かれる現象の一つです。

「これほど努力したのに価値がない」という矛盾は不快であるため、対象の価値を高く見積もることで不協和が解消されます。アロンソンらの加入儀礼の実験が知られ、イケア効果とも通じる考え方です。

たとえば、厳しい入部テストを乗り越えて入ったサークルほど愛着が強くなる、といった例が挙げられます。