分割的注意

ぶんかつてきちゅうい

認知心理学

分割的注意とは、複数の対象や課題に同時に注意を配分する働きのことです。一つの対象に集中する選択的注意と対比されます。

注意の資源には限りがあるため、同時に行う課題が難しいほど成績は低下します。練習で一方の課題が自動化されると負担は減りますが、完全な同時処理は難しいとされ、ながら運転の危険性を説明する根拠にもなっています。

たとえば、運転しながら込み入った内容の通話をすると信号の見落としが増えるのは、分割的注意の限界を示す例です。