満足の遅延

まんぞくのちえん

心理学

満足の遅延とは、目の前の小さな報酬をがまんして、あとで得られるより大きな報酬を選ぶことです。自制心の中核的な働きの一つとされます。

ミシェルのマシュマロ実験で有名になり、幼少期の遅延能力とその後の適応との関連が報告されました。ただし後年の追試では、家庭環境などの影響も指摘されています。双曲割引や現在バイアスと結びつけて論じられる概念です。

たとえば、今すぐ千円をもらうより、一週間待って二千円をもらうほうを選ぶのは、満足の遅延の一例です。