知識の呪い

ちしきののろい

認知心理学

知識の呪いとは、自分が知っていることを相手も知っているかのように思い込み、知らない人の立場で考えられなくなる現象のことです。コミュニケーションのすれ違いを生む認知バイアスの一つです。

一度知ってしまうと、知らなかったときの状態を想像するのが難しくなるためと考えられています。リズムを叩いて曲名を当てさせる実験では、叩き手が聞き手の正解率を大幅に高く見積もることが示されました。

たとえば、ベテランがこれくらい言わなくても分かるだろうと説明を省き、新人に伝わらないのは知識の呪いの例です。