情報の非対称性

じょうほうのひたいしょうせい

ミクロ経済学

情報の非対称性とは、取引の当事者の一方が、もう一方より多くの情報を持っている状態のことです。市場がうまく働かなくなる原因の1つとされます。

質の悪いものばかりが市場に残る逆選択や、契約後に相手の見えないところで行動が緩むモラルハザードといった問題を引き起こします。保証や資格、情報開示の制度は、この格差を埋める工夫と捉えられます。

たとえば、中古車の売り手はその車の欠陥をよく知っていますが、買い手には見分けがつきにくいという状況が典型です。