勝者の呪い
しょうしゃののろい
勝者の呪いとは、価値が不確かなものをめぐるオークションで、落札者が実際の価値より高い金額を払ってしまいがちになる現象のことです。競り勝ったこと自体が払いすぎの兆候になります。
対象の価値が全員に共通で、各参加者が手元の情報から見積もる状況で起きます。落札するのは最も強気な見積もりをした人なので、その見積もりは過大になりやすいのです。合理的な参加者はこれを見越して入札を控えめにします。
たとえば、埋蔵量の不確かな油田の採掘権の入札では、最も楽観的な会社が落札し、後で採算割れに苦しむことがあります。