賃金・物価スパイラル
ちんぎんぶっかスパイラル
賃金・物価スパイラルとは、物価の上昇が賃上げを促し、その賃上げがコストとして再び物価を押し上げる連鎖のことです。インフレが自己増殖的に続く仕組みを表します。
生活費の上昇に応じて労働者が賃上げを求め、企業が人件費の増加を価格に転嫁すると、さらに物価が上がって次の賃上げ要求を生みます。1970年代の欧米で深刻化し、インフレ期待を抑えることの大切さが認識されました。
たとえば、物価高を受けた賃上げの分だけ外食やサービスの価格が上がり、再び生活費がかさむという循環が典型です。