社会的選好

しゃかいてきせんこう

行動経済学

社会的選好とは、自分の利得だけでなく、他人の利得や分配の公正さ、意図の善しあしまで気にかける好みのことです。利己的な個人を仮定する伝統的な理論を拡張する概念です。

利他性、互恵性、不平等回避などが代表的な要素で、最後通牒ゲームや独裁者ゲームといった実験を通じて確かめられてきました。フェールらの研究が理論化を進めました。

たとえば、二度と会わない相手との実験でも自分の取り分を分け与える人が多いことは、社会的選好の存在を示す証拠とされます。