サピア=ウォーフ仮説
サピアウォーフかせつ
サピア=ウォーフ仮説とは、使っている言語の語彙や文法が、話し手の思考や世界の捉え方に影響を与える、と考える仮説です。言語相対性仮説とも呼ばれます。
言語が思考を決定するという強い形の主張は、現在では支持されていません。一方で、色の区別や空間の把握などで言語が認知に一定の影響を与えることは実験で示されており、言語と思考の関係を問う研究の出発点となりました。
たとえば、青と水色を別の単語で区別する言語の話者は、その2色の見分けがわずかに速いという研究があります。