リカードの等価定理
リカードのとうかていり
リカードの等価定理とは、政府支出の財源を税でまかなっても国債でまかなっても、経済への効果は同じになるという理論です。19世紀の経済学者リカードの着想を、のちにバローが精緻化しました。
国債はいずれ増税で償還されるため、合理的な家計は減税されても将来の増税に備えて貯蓄し、消費を増やさないと考えます。成立には人々の強い合理性などの前提が必要で、現実に成り立つかは実証的な論争があります。
たとえば、国債を財源とする減税で手取りが増えても、将来の増税を見越して貯蓄に回すなら、景気刺激の効果は生じません。