錯視

さくし

認知心理学

錯視とは、対象の実際の性質と、見た目の知覚が系統的に食い違う現象のことです。視覚の錯覚を指し、知覚の仕組みを探る手がかりとして研究されてきました。

同じ長さの線が矢羽の向きで違って見えるミュラー・リヤー錯視などが有名です。錯視は視覚の欠陥ではなく、曖昧な情報から環境を効率よく解釈する仕組みが特定の条件で裏目に出た結果と考えられています。

たとえば、同じ大きさの月が空高くにあるときより地平線近くで大きく見えるのは、よく知られた錯視の一つです。