マルクス経済学

マルクスけいざいがく

経済学

マルクス経済学とは、マルクスの『資本論』を出発点として、資本主義経済の構造と歴史的な変化を分析する経済学の体系のことです。主流派の新古典派経済学とは異なる方法と問題意識を持ちます。

労働価値説に立ち、利潤の源泉を労働者が生み出す剰余価値に求めます。資本の蓄積が進む中で恐慌や格差が生じる仕組みを、体制の構造そのものから論じる点に特徴があります。

たとえば、好況と不況が繰り返される資本主義の不安定さを、個々の政策の失敗ではなく仕組みに根ざす問題として説明するのがこの学派の視点です。