ライフサイクル仮説

ライフサイクルかせつ

マクロ経済学

ライフサイクル仮説とは、人々が生涯の所得を見通して、人生全体で消費を平準化するように貯蓄と消費を決めるという理論です。経済学者モディリアーニらが提唱しました。

働き盛りには貯蓄を積み、引退後にはそれを取り崩すことで、所得が変動しても消費水準を保つと考えます。高齢化が進む社会の貯蓄率の変化や、年金制度の設計を考える土台となり、恒常所得仮説とともに消費理論の柱をなします。

たとえば、現役時代に老後資金を積み立て、退職後は貯蓄を取り崩して生活するのは、ライフサイクル仮説が描く姿そのものです。