最後の貸し手

さいごのかして

マクロ経済学

最後の貸し手とは、資金繰りに窮した金融機関に対し、他に借り手のない局面で中央銀行が資金を貸し出す機能のことです。金融システムを守る中央銀行の重要な役割の一つです。

一時的な資金不足に陥った銀行を放置すると、取り付け騒ぎや連鎖破綻に発展しかねません。健全だが手元資金に欠ける銀行へ、担保を取って貸し出すという原則が19世紀から受け継がれています。

たとえば、金融危機の際に中央銀行が銀行へ緊急融資を行い、預金の払い戻しに応じられるよう支えるのがこの機能です。