孵化効果

ふかこうか

認知心理学

孵化効果とは、解けない問題からいったん離れて時間を置くと、再び取り組んだときに解決が促される現象のことです。あたため効果とも呼ばれ、創造性研究で古くから注目されてきました。

離れているあいだに誤った構えや思い込みが弱まること、無意識的な処理が進むことなどが理由として挙げられます。ひらめきを要する洞察問題で特に効果が見られ、散歩や睡眠が発想を助けるという知見とも関わります。

たとえば、行き詰まっていた企画のアイデアが入浴中にふと浮かぶのは、孵化効果の典型的な場面です。