国際金融のトリレンマ

こくさいきんゆうのトリレンマ

マクロ経済学

国際金融のトリレンマとは、為替相場の安定、金融政策の独立性、自由な資本移動の3つを同時に実現することはできないという命題です。国際マクロ経済学の基本原理とされます。

3つのうち2つを選べば、残る1つは必ず諦めなければなりません。固定相場と資本移動の自由を選べば金融政策の自由を失い、金融政策と資本移動を選べば変動相場を受け入れることになります。各国の通貨制度の違いは、この選択の違いとして整理できます。

たとえば、日本や米国は金融政策の独立と資本移動の自由を選び、為替の安定を諦めて変動相場制を採っています。