エクイティプレミアムパズル
エクイティプレミアムパズルとは、株式の平均収益率が国債などの安全資産を上回る幅が、標準的な理論で説明できる水準よりはるかに大きいという謎のことです。メーラとプレスコットが1985年に指摘しました。
通常のリスク回避度を仮定すると、観察された上乗せ幅は大きすぎます。行動経済学では、近視眼的損失回避によって投資家が株式を過度に嫌うためだとする説明が有力です。
たとえば、長期で見れば株式が有利と分かっていても、日々の下落の痛みを恐れて預金に置き続ける行動が、この謎の背景と重なります。