エルズバーグのパラドックス

行動経済学

エルズバーグのパラドックスとは、確率がはっきり分かる賭けを、確率が不明な賭けよりも一貫して好む行動が、期待効用理論と矛盾することを示した思考実験のことです。エルズバーグが1961年に提示しました。

この傾向は曖昧さ回避と呼ばれ、リスクと不確実性の区別を鮮明にしました。確率が計算できないナイト流の不確実性を人がどう扱うかという研究につながっています。

たとえば、赤玉の割合が分かっている壺と分からない壺があるとき、多くの人は条件が同じでも分かっている壺から引くことを選びます。