効率賃金

こうりつちんぎん

ミクロ経済学

効率賃金とは、企業が市場の相場より高い賃金をあえて支払うことで、労働者の生産性を引き出そうとする考え方です。賃金が労働者の働きぶりに影響することを前提にします。

高い賃金は、怠けて解雇されたときの損失を大きくし、優秀な人材を引きつけ、離職を減らします。相場より高い賃金が広がると、働きたい人がすべて雇われるとは限らなくなるため、失業が生じる理由の1つとしても説明されます。

たとえば、フォード社が1914年に日給を大幅に引き上げたところ、離職が減って生産性が向上したという話が有名です。