奥行き知覚
おくゆきちかく
奥行き知覚とは、網膜に映る2次元の像から、対象までの距離や立体感といった3次元の情報を捉える知覚の働きのことです。空間の中で安全に行動するための基盤となります。
左右の目に映る像のずれである両眼視差のほか、重なりや相対的な大きさ、遠近法、きめの勾配といった片目でも使える手がかりが総合されて成立します。乳児の奥行き知覚を調べた視覚的断崖の実験も有名です。
たとえば、3D映画が飛び出して見えるのは、左右の目に少しずれた映像を見せて両眼視差を人工的に作り出しているからです。