額面効果

がくめんこうか

行動経済学

額面効果とは、同じ金額でも、一枚の高額紙幣で持つときより、小さな額面に分かれているときの方が使ってしまいやすいという傾向のことです。お金の実質は同じでも、形式が支出を左右する現象です。

高額紙幣には崩したくないという心理的な壁があり、貯蓄を守る封印のように働きます。逆に小銭や少額紙幣は心の会計の中で軽く扱われ、細かな支出に流れやすくなります。

たとえば、1万円札は使わずに残るのに、千円札10枚だといつの間にか減っている、という経験がこの効果にあたります。