通貨危機

つうかきき

マクロ経済学

通貨危機とは、ある国の通貨が投機的な売りを浴びて急落し、経済が混乱に陥る事態です。固定相場制の国で、レートの維持が難しいと見られたときに起こりやすくなります。

外貨準備が尽きて通貨防衛に失敗すると、通貨の暴落が輸入物価の高騰や外貨建て債務の膨張を招き、金融危機や不況へ連鎖します。1997年のアジア通貨危機では、タイから始まった通貨急落が周辺国へ広がりました。

たとえば、通貨危機に見舞われた国では、輸入品の価格が跳ね上がり、生活必需品の入手さえ難しくなることがあります。