文脈依存記憶

ぶんみゃくいぞんきおく

認知心理学

文脈依存記憶とは、情報を覚えたときと同じ環境や文脈にいると、思い出しやすくなる現象のことです。符号化特定性原理の代表的な例とされます。

場所や匂い、音などの環境が検索の手がかりとして働くと考えられています。水中で覚えた単語は陸上より水中で思い出しやすいという、ダイバーを対象にした実験が有名です。気分や状態が手がかりになる場合は状態依存記憶と呼ばれます。

たとえば、旅行先で聴いていた曲を久しぶりに聴くと、当時の光景が一気によみがえるのは文脈依存記憶の身近な例です。