後ろ向き帰納法

うしろむききのうほう

ミクロ経済学

後ろ向き帰納法とは、順番に手を打つゲームを最後の局面から逆にさかのぼり、各時点での最適な行動を求めていく解き方のことです。逐次的なゲームの基本的な分析手法です。

最終局面での合理的な選択をまず確定し、それを見越して1つ前の選択を考えるという手順を、最初の局面まで繰り返します。この方法で得られる戦略は部分ゲーム完全均衡になり、実行されない脅しに頼った予測を排除できます。

たとえば、交渉の締め切り直前に相手がどう出るかをまず考え、そこから逆算して今の提案を決めるのは、後ろ向き帰納法の発想です。